JR城端線 砺波駅
砺波(となみ)
油田砺波東野尻
所在地 富山県砺波市表町1-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 城端線
キロ程 13.3km(高岡起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員 1,172人/日(2019年)
開業年月日 1897年(明治30年)5月4日
駅種別 業務委託駅 みどりの窓口
砺波駅前
砺波駅前
2本の列車が入線する砺波駅ホーム 砺波駅コンコース
2本の列車が入線する砺波駅ホーム 砺波駅コンコース
キハ40系気動車 みどりの窓口
キハ40系気動車 みどりの窓口
砺波駅(となみえき)は、富山県砺波市表町にある西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅である。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅である。高岡方面には保守用側線がある。
北陸広域鉄道部管理下にあるが、JR西日本金沢メンテックが駅務を受託する業務委託駅である。
みどりの窓口があり、5489サービスの利用が可能である。
駅舎は1998年(平成10年)2月5日より供用を開始した富山県内初の橋上駅舎である。
駅舎内には待合室を兼ねた観光案内所や「コミュニティプラザ」が併設されており、2015年(平成27年)10月25日にはコミュニティプラザが改装され、その機能が強化された。
また、コミュニティプラザにおいては2012年(平成24年)4月1日よりWi-Fiの利用が可能となっている。
城端線のりば
ホーム 路線 方向 行先
1 城端線  上り 高岡方面
2 下り 城端方面

貨物取扱

当駅における貨物取扱は、1980年(昭和55年)9月25日に廃止された。
1970年(昭和45年)10月1日現在における当駅接続の専用線は以下の通りであった。
  • 橋本木工線(動力:手押、作業粁程:0.2粁、総延長粁程:0.2粁、備考:国鉄側線)

歴史

  • 1897年(明治30年)5月4日:中越鉄道の黒田仮停車場 - 福野駅間開業と同時に出町駅(でまちえき)として設置され、旅客及び貨物の取扱を開始する。
  • 1899年(明治32年)5月30日:当駅 - 福野駅間に高儀駅が開業する。
  • 1900年(明治33年)12月29日:当駅 - 戸出駅間に油田駅が開業する。
  • 1910年(明治43年):この年度において駅舎を改築する。
  • 1920年(大正9年)9月1日:中越鉄道の国有化により、鉄道省(国鉄)中越線の駅となる。当駅は旅客、手荷物、小荷物及び大貨物の取扱を行う。
  • 1935年(昭和10年)5月:東礪波郡出町町長神田七次郎が駅舎並びに乗降場の拡築を鉄道大臣等に陳情する。
  • 1942年(昭和17年)8月1日:中越線の高岡駅 - 城端駅間が城端線に改称され、当駅もその所属となる。
  • 1951年(昭和26年)8月10日:当駅 - 高儀駅間に東野尻駅が開業する。
  • 1954年(昭和29年)11月10日:出町駅から砺波駅に駅名を改称する。
  • 1958年(昭和33年)3月:駅舎の改築を行う(コンクリート平屋建246平米)。
  • 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を改正し、旅客、荷物及び車扱貨物を取扱う駅となる。
  • 1980年(昭和55年)
    • 6月10日:駅前広場が完成。
    • 9月25日:営業範囲を改正し、車扱貨物の取扱を廃止する。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する。
  • 1987年(昭和62年)
    • 3月31日:営業範囲を改正し、荷物(但し新聞紙に限る)の取扱を開始する。
    • 4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1992年(平成4年)7月25日:みどりの窓口開設。
  • 1998年(平成10年)
    • 2月5日:駅舎を改築し、その供用を開始する。
    • 4月7日:砺波駅周辺整備事業を完了する。