戸出(といで) |
林→戸出→油田 |
所在地 |
富山県高岡市戸出町二丁目4-1 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■城端線 |
キロ程 |
7.3km(高岡起点) |
駅構造 |
地上駅 |
ホーム |
2面2線 |
乗車人員 |
852人/日(2019年) |
開業年月日 |
1897年(明治30年)5月4日 |
駅種別 |
簡易委託駅 |
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戸出駅前 |
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戸出駅に停車する列車 |
戸出駅は相対式2面2線ホームです |
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待合室 |
ホームに停車するキハ40系 |
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戸出駅(といでえき)は、富山県高岡市戸出町二丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)城端線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な地上駅である。木造駅舎を有する。
城端方面下りホームへは跨線橋で連絡している。高岡方面には保守用側線がある。
北陸広域鉄道部が管理し、高岡市の補助を受けたJR戸出駅利用促進協議会が駅業務を受託する乗車券類簡易委託駅であり、2001年(平成13年)7月1日から戸出駅利用促進協議会から委託された3名の業務員が出改札等の業務にあたっている。
2016年(平成28年)12月1日には同月を以て終了した青春18きっぷの常備券の発売が行われた。
2000年代半ば頃、自動券売機(食券タイプ)が設置されたこともあったが、後に撤去されている。
トイレは改札外にある。
駅舎は中越鉄道から請け負った西砺波郡戸出町の川合市兵衛および、東砺波郡油田村の平松達次郎によって施工され、1896年(明治29年)10月10日に竣工した(建設費は297円50銭)。
増築などはされているが全面改築されたことはなく、躯体は中越鉄道開業当時の木造平屋建桟瓦葺である。
富山県近代歴史遺産に指定されている。
跨線橋は第二次世界大戦中、金属類の供出のため一旦取り壊された。
戦後、住民および町の要望により再度架設されることとなり、川田工業の施工により1954年(昭和29年)12月15日より供用を再開した。
城端線のりば
ホーム |
路線 |
方向 |
行先 |
駅舎側 |
■城端線 |
下り |
城端方面 |
反対側 |
上り |
高岡方面 |
歴史
- 1896年(明治29年)10月10日:駅舎が竣工する。
- 1897年(明治30年)5月4日:中越鉄道黒田仮停車場-福野駅間開業と同時に設置され、旅客及び貨物の取扱を開始する。
- 1920年(大正9年)9月1日:中越鉄道国有化により、鉄道省(国鉄)中越線の駅となる。当駅は旅客、手荷物、小荷物及び大貨物の取扱を行う。
- 1942年(昭和17年)8月1日:中越線の高岡駅 - 城端駅間が城端線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1954年(昭和29年)12月15日:跨線橋が竣工する。
- 1967年(昭和42年)10月:貨車移動のため、車輌移動機(ANT15-2型)を設備する。
- 1969年(昭和44年)10月1日:営業範囲を改正し、手荷物及び小荷物の配達取扱を廃止する。
- 1970年(昭和45年)
- 6月25日:早朝・夜間の窓口を閉鎖し、改札を取り止め。
- 10月1日:営業範囲を改正し、貨物の取扱を廃止する。
- 1974年(昭和49年)10月1日:営業範囲を改正し、旅客及び荷物を取扱う駅となる。
- 1984年(昭和59年)2月1日:営業範囲を改正し、荷物の取扱を廃止する。
- 1987年(昭和62年)
- 3月31日:営業範囲を改正し、荷物(但し新聞紙に限る)の取扱を開始する。
- 4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)7月1日:乗車券類簡易委託発売業務引渡し式が行われ、簡易委託駅となる。
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