2.ハードウェアの基礎知識 |
1) | パソコンの分類 | |
最近のパソコンは、次のように分類できる。 | ||
@ | 一体型パソコン | |
本体がディスプレイと一体になっているタイプである。 最近のデスクトップ型パソコンはこのタイプが多い。 拡張性に関しては、ノートパソコンに準じていて内部への拡張性に乏しい。 ただし、PCカードスロットを搭載している場合もあり、従来のノートパソコン程度の拡張性はある。 テレビ機能や無線LANを標準搭載している場合が多い。 |
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A | タワー型パソコン | |
比較的大型の本体を縦型にし、ファイルベイを複数持ち、ディスプレイをその横に置くタイプである。 最近のメーカー製パソコンでは、ミニタワー型パソコンとマイクロタワー型パソコンが販売されており、拡張性に違いがある。 ミニタワー型は、拡張スロットが4〜6、マイクロタワー型は、拡張スロットが2〜3である。 いずれの場合も、内部への拡張性があり、全体にグレードアップが容易である。 自作パソコンの場合は、ミドルタワー型、フルタワー型と、さらに大型の筐体を使用することが可能である。 マイクロタワー型の筐体には、μATX仕様のマザーボードしか搭載できないので注意が必要である。 |
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B | 省スペース(ブック)型パソコン | |
比較的薄型の本体を縦型にし、増設用ファイルベイを持たず、ディスプレイをその横に置くタイプである。 スリムタワーと呼ぶこともある。 いわゆるタワー型と違い、CD-ROMドライブやフロッピーディスクドライブは、縦に挿入するように配置されていてノートパソコン用のドライブを使用している。 最近では、このタイプのパソコンが各メーカーから多数販売されている。 拡張性に関しては、内部への拡張性はきわめて限定されてしまうが、拡張スロットは、1〜2あり、ある程度の拡張性は確保されている。 ディスプレイは、以前はCRTが多かったが、最近では液晶ディスプレイにとって代わられている。 |
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C | ノートパソコン | |
液晶ディスプレイを持ち、持ち運びが容易にできる小型のパソコンである。 能力的には上記の据え付け型のパソコンには多少劣るが、十分な性能を持つようになった。 拡張性に関しては内部への拡張性はないに等しいが、拡張スロットとしては、PCカードスロットを持っているモデルが一般的だったが、最近ではそれすらもないモデルが多い。 最近では無線LANの普及もあって、ノートパソコンの需要がたいへん増加している。 ノートパソコンにも大まかに言ってA4サイズとB5サイズがあり、より小型のB5サイズは持ち運びに有利である。 |
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D | 携帯端末(モバイル) | |
ノートパソコンよりさらに小型の端末で、持ち運びには便利だが拡張性は、皆無である。 PHSや携帯電話と接続して、インターネット等に接続できる。 最近ではスマートフォンが主流となっている。電話も掛けられるし、インターネットにも接続できて、各種アプリを使用できるとあって既に携帯電話を駆逐しつつある。 さらにタブレットもかなり普及している。 こちらは電話はかけられないがOSはパソコンと同等のものが搭載されている。 いずれもWi-Fi対応で無線LAN機能を持っていることになる。 OSとしてAndroid、ios、WindowsCEなどが利用できる。 |