ＪＲ東日本・北陸新幹線　佐久平駅

ＪＲ東日本・北陸新幹線　小海線　佐久平駅

佐久平（さくだいら）

北陸新幹線		軽井沢	→	佐久平	→	上田
小海線		岩村田		佐久平		中佐都

所在地

長野県佐久市佐久平駅東1-1

所属事業者

東日本旅客鉄道（JR東日本）

駅構造

地上駅（橋上駅）（新幹線）
高架駅（在来線）

ホーム

2面2線（新幹線）
1面1線（在来線）

乗車人員

3,113人/日　(2018年)

開業年月日

1997年（平成9年）10月1日

所属路線

■北陸新幹線

キロ程

59.4km（高崎駅起点）

所属路線

■小海線

キロ程

71.5km（小淵沢駅起点）

駅種別

直営駅（管理駅）　みどりの窓口
自動券売機、指定席券売機

佐久平駅


佐久平駅浅間口	新幹線ホーム

小海線ホームは単式ホームです	佐久平駅蓼科口

E7系新幹線	小海線ホームにキハ110形100番台が到着します

佐久平駅は、長野県佐久市佐久平駅東にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅です。
北陸新幹線と在来線の小海線が乗り入れ、両路線の接続駅となっています。
当駅の佐久平駅という名称は、佐久盆地の通称、「佐久平」に由来するものです。
当駅設置にあたっては、佐久市と小諸市の間で、駅名についての論争が発生し、佐久市側が「佐久駅」を、小諸市側が「小諸佐久駅」または「佐久小諸駅」を、それぞれ主張し譲らなかったのです。
最終的に当時の長野県知事・吉村午良に調停を依頼し、「佐久平」という名称とすることで1996年（平成8年）11月26日に決着しています。「佐久平」は、小諸市を含む佐久盆地一帯を指し、かつ県歌『信濃の国』に登場するなど親しまれている名称であったことから、両市ともに受諾しています。

駅の構造

コンコース

当駅を設置するにあたって、新幹線は当駅前後のトンネルと道路との間の土被りの関係から縦曲線および勾配の基準を考慮して、当駅は地平に設置することが最も合理的と判断されたため、当駅の開業に際して、地上にあった小海線の線路を高架に持ち上げ、地平の新幹線ホームの上に在来線高架ホームを設置しています。
このように新幹線側が地上を通り在来線側が高架橋となる事自体がたいへん珍しいケースです。
当初の計画では小海線の駅は設置しない計画であったため、請願駅としてホーム建設費を地元自治体で負担しています。

駅舎

新幹線ホーム上に橋上駅舎を有しています。駅舎には、近くの旧中込学校をモチーフに重厚感ある白壁やステンドグラス風のガラスが使用されているほか、周囲の山並みを表現するとして三角屋根が取りつけられています。
出入り口は2か所あり、南口は蓼科口、北口は浅間口と呼ばれています。
蓼科口と浅間口との間は自由通路で結ばれています。
駅舎の蓼科口側には佐久市の施設「プラザ佐久」が併設され、施設内には、からくり時計、土産品店、レストラン、観光案内所、コミュニティ放送の「エフエム佐久平」などがあります。

小海線ホームにキハ110形が停車しています

乗車券・新幹線特急券・当駅への入場券などはみどりの窓口（営業時間 6:00 - 21:00）、指定席券売機、みどりの窓口横のタッチパネル式自動券売機で購入することができます。
小海線や、しなの鉄道乗り継ぎの乗車券は、みどりの窓口のほか小海線のりば寄りのタッチパネル式自動券売機でも購入することができます。
2016年10月、新幹線改札内に新しい待合室が完成しています。

北陸新幹線ホーム

相対式ホーム (310m) 2面2線を有する地上駅となっています。
待避線がないため可動式安全柵が設置されています。
開閉時のメロディーは八十日間世界一周のテーマ曲「Around the world」となっています。
駅の東側（高崎方）には保守用車（確認車）用の留置線（2線）があります。

小海線ホーム

単式ホーム1面1線を有する高架駅となっています。
ホームには待合室がないため、ホームと通路はドアで締め切るようになっています。
また、新幹線と小海線の改札口は別で、新幹線は自動改札機であるのに対し、小海線は改札がなく無人駅扱いとなっています。ただし、駅員が臨時に改札をする場合があります。
乗り換え改札口がないため、新幹線と小海線の乗り換えの際は、一旦改札口から出ることになるが、途中下車不可のきっぷであっても特例で改札口から出ることができます。

1997年（平成9年）10月1日、北陸新幹線高崎～長野開業に伴い設置、開業しました。

**のりば**
番線	路線	方向	行先
新幹線ホーム
1	北陸新幹線	上り	高崎・大宮・東京方面
2	北陸新幹線	下り	長野・富山・金沢方面
在来線ホーム
小海線のりば	■小海線	上り	中込・小海方面
小海線のりば	■小海線	下り	小諸方面