広島電鉄宮島線 草津駅
草津(くさつ)
古江草津草津南
所在地 広島県広島市西区草津東二丁目11-24
駅番号 M23
所属事業者 広島電鉄
所属路線 宮島線
キロ程 2.9km(広電西広島起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 1,568人/日(2019年)
開業年月日 1922年(大正11年)8月22日
草津駅
草津駅
構内踏切 3900形電車
構内踏切 3900形電車
草津駅は、広島市西区草津東二丁目にある、広島電鉄の駅です。駅番号はM23。
草津は古来軍港として利用されていた港町で、当地に設けられた魚市場からは海産物が広島市内へともたらされていました。そのため草津には輸送の需要があり、鉄道を通す動きも早い時期から存在しました。
広島電鉄の前身、広島瓦斯電軌によって鉄道路線が開通したのは1922年(大正11年)8月のことであり、当駅はこれに合わせて草津町駅として開業しました。当時の路線は己斐町駅から当駅までの2.8キロメートルあまりでしたが、1年半後の1924年(大正13年)4月には廿日市町駅まで延伸しています。駅名が草津へと改称された時期は不詳であるが、1952年から54年ころのこととされます。
当駅は2面2線の地上駅です。線路の南に広電宮島口駅方面へ向かう下りホームが、北に広電西広島駅方面へ向かう上りホームがあります。両ホームは通路で結ばれ、駅の広電宮島口寄りには踏切があります。以前はホームの南側に海産物輸送のための側線、北側には駅舎がありましたが、駅舎は1971年(昭和46年)2月に火災で焼失、側線も海産物輸送の廃止に伴い撤去されています。なお側線に接して設けられていたホームは当駅で折り返す市内線乗り入れ電車の乗降場も兼ねていたため低床車対応で、そのため当時高床車対応であった本線のホームとの間で床面が傾斜していました。

1922年(大正11年)8月22日 - 宮島線が己斐町から当駅まで開通、草津町駅として開業。駅舎も設置される。
1924年(大正13年)4月6日 - 宮島線が当駅から廿日市町まで延伸。
時期不詳(1952-54年) - 草津駅に改称。
1971年(昭和46年)2月17日 - 駅舎が火災で焼失。