阪堺電気軌道阪堺線 塚西停留場
塚西 (つかにし)
東玉出塚西東粉浜
所在地 大阪市西成区玉出東2丁目・住吉区東粉浜1丁目
所属事業者 阪堺電気軌道
駅番号 HN60
所属路線 阪堺線
キロ程 3.6km(恵美須町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1911年(明治44年)12月1日
塚西駅
塚西駅
モ601形電車 モ701形電車
モ601形電車 モ701形電車
塚西駅は、大阪市西成区玉出東2丁目・住吉区東粉浜1丁目にある、阪堺電気軌道阪堺線の駅です。
駅番号はHN60。
併用軌道上にあり、大阪府道5号大阪港八尾線(南港通)の塚西交差点をはさんで、単式ののりばが斜向かいに配置された2面2線で構成されている。
浜寺駅前方面のりばには安全地帯がある一方で、配線が西側に偏っている影響で上り線の道路幅に余裕がないため、恵美須町方面にはホームや安全地帯は設置されておらず、路面にペイントされた狭小な路面電車停留所の路面標示があるのみで、利用客は交差点角や道路脇で待機し電車が来たら電車乗り場へ移動して直接乗降します。
しかも上下線とも待合所・上屋はない。
この付近の併用軌道は比較的交通量が多く、下り安全地帯は交差点の横断歩道に附帯せず専用の横断歩道もないため、安全地帯に向かう際には十分な注意を要する。
上り線に至っては配線の問題で自動車などが通行するための道路が非常に狭くなっており(道路脇側溝から上り線車両限界までの幅員は約2.5mで、さらに電柱が道路脇の内側にはみ出す形で並んで立っているため、実効的な道路幅は僅か1.5m程度しかない。)、その上に左折しようとする車も多く、時間帯によっては通行する人・軽車両・自動車などが錯綜する。
結果として電車を待つのが非常に危険な状態になることがあるので、利用の際にはよりいっそう周囲の交通に注意する必要がある。
なお、上り線の時刻表は白線地帯近隣の架線柱に設置してある。


  • 1911年(明治44年)12月1日 阪堺電気軌道(旧)によって開業
  • 1915年(大正4年)6月21日 南海鉄道との合併により、同鉄道の駅となる
  • 1944年(昭和19年)6月1日 南海の会社合併により、近畿日本鉄道の駅となる
  • 1947年(昭和22年)6月1日 近鉄からの路線譲渡により、南海電気鉄道の駅となる
  • 1980年(昭和55年)12月1日 南海からの路線譲渡により、阪堺電気軌道の駅となる