千代台停留場は、北海道函館市千代台町にある函館市電湯の川線の停留場です。
1913年(大正2年)6月29日に営所前停留場として開業しています。駅番号はDY11。
ホームは2面2線となっています。
変形交差点に接した電停のため復線ホーム側(湯の川行)電車の信号待ちの停車時間が長いのです。
以前は堀川町側に渡り線が設置されていましたが、ポイントのトングレールにスプリングが装着されておらず脱線の危険がある為、ここでの折り返しはほとんど行われていなかったのですが、2011年2月から3月にかけて撤去され、使用頻度が低かった分岐器は老朽化が進んでいた末広町停留場の折り返し線へ移設されています。
2017年に改築工事が行われています。この際に、上屋・防風板を設置しました。
また有効幅員を1.5mに拡幅、 手摺り・腰掛け・スロープを設置するなどバリアフリー基準に対応しています。
大型案内掲示板設置、照明灯のLED化、スロープ部へのロードヒーティング設置なども実施されています。
乗車位置には、上屋部分にピクトグラムを使った乗り場の案内表示板と、ホーム路面上に案内表示が設置されています。
改築にともない、復線ホームの函館駅前側に衝突防止用のラバーポール(ガイドポスト)が設置されています。
1947年(昭和22年)4月23日に千代ヶ岱停留場と改称されています。
1968年(昭和43年)には現行の千代台停留場と改称されました。
2017年(平成29年)9月9日には停留場改築工事を開始しています。
同年11月28日完成、供用を開始しています。
工事期間中は、約50m離れた交差点対面側(五稜郭公園前方面・中央病院前側)に仮設のホームを設置して乗降を行っていました。 |