九頭竜湖駅(くずりゅうこえき)は、福井県大野市朝日にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)越美北線(九頭竜線)の駅です。
同線の終着駅となっています。
車止めに向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅です。
引上線と保守車両用横取線がある。
この駅での夜間停泊は無く、朝5時50分の始発列車は越前大野駅から回送(2021年3月12日までは、営業列車)され、反対に当駅着最終列車は20時の福井行最終列車となる。
福井県最東端の駅であり旧和泉村の代表駅である。
当初の駅名は「越前朝日駅」を計画していた。
ログハウス風の駅舎を持ち、特産物直売所や観光案内所がある道の駅九頭竜(和泉ふれあい会館)が隣接している。
金沢支社が管理し、道の駅九頭竜の指定管理者である「福井和泉リゾート」(旧法人名は有限会社いずみ)が窓口業務を受託する簡易委託駅である。
終着駅ではあるが、乗降は無人駅同様に扱われており、下車時は切符または整理券と運賃を車内の運賃箱に入れるか運転士に渡し、定期乗車券・青春18きっぷ・北陸おでかけパス等は運転士に提示する。
駅舎内に自動券売機は無いため、乗車券は窓口が営業中には購入出来るが、不在の時間帯は乗車時に整理券を発行し下車時に精算となる。一部の時間帯で全ドアが開く。
なお、JR西日本金沢支社は2030年度(令和12年度)までに、当駅の簡易委託を解除し、無人駅化する方針を示している(実施時期は未定)。
歴史
- 1972年(昭和47年)12月15日:国鉄越美北線勝原駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設。旅客営業のみ。
- 1987年(昭和62年)
- 4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる。
- 10月:初代駅舎(ブロック塀造)[3][5]からログハウス風の現駅舎へ改築。
- 2004年(平成16年)
- 7月18日:集中豪雨(平成16年7月福井豪雨)に伴い、営業休止。
- 7月20日:越前大野駅までの運行再開に伴い、営業再開。
- 2007年(平成19年)6月30日:集中豪雨から3年振りに全線運行再開。
- 時期未定:簡易委託解除、終日無人駅化(予定)。
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