一乗谷駅は、福井県福井市高田町にある、JR西日本越美北線(九頭竜線)の駅です。
当駅は、単式1面1線ホームを有する地上駅であり、福井地域鉄道部が管理している無人駅です。
ホームに並行して駐輪場があります。
駅に接続する道路は福井県道31号篠尾勝山線から入る細い道のみで、駅前広場やロータリーはなく、大型車両の進入はできないので、バス代行の際にはここへはバスが進入できないという事態が起こっています。この駅は、一乗谷朝倉氏遺跡の最寄り駅なのに、これですからね。北陸新幹線が福井まで延伸した時には、どうするのでしょうか。
開業当初から簡易なホームと待合所を持っていますが駅舎などはありません。自動券売機等の設備もありません。
本来は停留所であるために折返し運転ができないのですが、2004年の豪雨災害後の部分再開時に当駅が福井方面からの折返し駅となることから暫定的に出発信号が設置されています。
全線再開前の信号切替工事で出発信号は撤去され、再び折返しができなくなっています。
歴史
- 1960年(昭和35年)12月15日:国鉄越美北線越前花堂駅 - 勝原駅間開通時に開設。無人駅。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる。
- 2004年(平成16年)
- 7月18日:豪雨に伴い、越美北線全線運休。
- 9月11日:越前花堂駅 - 当駅間運行再開。当駅に相当する代行バス乗り場は約1km北西の天神橋南詰であった。
- 2007年(平成19年)6月30日:当駅 - 美山駅間運行再開。
- 2022年(令和4年)10月1日:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の開館に合わせ、武家屋敷風に装飾。柵は朝倉氏の家紋である三つ盛木瓜をあしらっている。
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