えちごトキめき鉄道 高田駅
高田(たかだ)
南高田高田春日山
所在地 新潟県上越市仲町四丁目1番1号
所属事業者 えちごトキめき鉄道
所属路線 妙高はねうまライン
キロ程 31.0km(妙高高原起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員 2,301人/日(2018年)
開業年月日 1886年(明治19年)8月15日
駅種別 直営駅 マルス端末配置 自動券売機
高田駅
高田駅
ホームに普通列車が停車しています 越乃Shu*Kura
ホームに普通列車が停車しています 越乃Shu*Kura
跨線橋から見たホーム 高田駅前のアーケード
跨線橋から見たホーム 高田駅前のアーケード
高田駅は、新潟県上越市仲町にある、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの駅です。
当駅は、江戸時代に高田藩の城下町として栄えた、上越市の高田市街地にあります。
海岸部の直江津駅は在来線のターミナル駅として、内陸側の上越妙高駅は2015年(平成27年)3月14日に開業した北陸新幹線の停車駅として、それぞれ鉄道の要衝となっていますが、当駅周辺の高田地区中心部は上越市の中心市街地の一つとして、大規模な商店街をはじめ国や県の出先機関や高等学校などの文教施設が集積しており、上越市南部の中心駅に位置付けられています。
従来は、東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅でしたが、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線・長野駅 - 金沢駅間延伸開業に際し、並行在来線として経営分離され、ETRえちごトキめき鉄道へ移管されています。また、2005年から2015年までは自動改札機が設置されていましたが、経営分離に併せて維持費の問題などから撤去されています。
当駅前広場内の歩行者道は、上越市が1999年(平成11年)度から実施した「高田駅前雁木建設事業」により整備された雁木型アーケードが設置されています。
事業着手前、駅前広場内にはアーケードが架設されていませんでしたが、高田地区の玄関口に相応しい都市景観の形成と、歩行者や駅利用者の歩行環境改善を目的として整備が進められています。
既存の駅舎をそのまま活用する形で整備されたアーケードは「城下町」をテーマにデザインされたものですが、駅正面部には東京駅丸の内駅舎のイメージもデザインに取り入れられており、支柱部などに赤レンガ風のタイルが使用されています。
また現在の駅出入口は東側のみとなっていますが、上越市では駅西側に広がる寺町の町並み整備等の市街地整備方針等から成る「中心市街地(高田地区)活性化基本計画」などを踏まえ、駅西側居住者の利便性確保や市街地の回遊性向上などを目的として、2006年(平成18年)度から「高田駅西口整備事業」を実施しており、長期的には橋上駅舎への改築を視野に事業が進められています。2010年に竣工した現在の跨線橋は西口整備事業の一環として、市の交通バリアフリー構想に基づいて整備されたもので、建設事業はJR東日本が実施し、費用の一部は市の補助金によって賄われています。
当駅は、単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有する地上駅で、単式ホーム東側に駅舎があり、ホーム間は南側に設けられた跨線橋で連絡しています。
えちごトキめき鉄道が直営駅(社員配置)で、駅構内にはタッチパネル式自動券売機・窓口・有人改札口(営業時間 7:00〜19:30)・売店「NewDays」・化粧室のほか、自動販売機や待合室、さらには観光案内所が設置されています。
窓口ではETR線の乗車券・ETRオリジナルグッズのほかマルス端末が配置されていて 、全国のJR線の乗車券、特急券(自由席・指定席・グリーン券)・特別企画乗車券(えちごツーデーパスなど)を購入できます。
バリアフリー対策として、跨線橋にはエレベーターが計2基設置されています。

のりば
のりば 路線 方向 行先
1 妙高はねうまライン 上り 新井・妙高高原方面
2 下り 直江津方面
3 (臨時ホーム・主に当駅折り返し)

歴史

  • 1886年(明治19年)8月15日、開業。
  • 1978年(昭和53年)12月27日、駅舎内に喫茶・軽食の「グリーンたかだ」が開店しています。
  • 1987年(昭和62年)4月1日、国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となっています。
  • 2002年(平成14年)4月4日、上越市の「駅前雁木建設事業」のうち、雁木型アーケードの駅前広場部が竣工しています。
  • 2005年(平成17年)12月1日、自動改札機の運用を開始しています。
  • 2010年(平成22年)12月24日、現在の跨線橋の供用を開始しています。
  • 2015年(平成27年)3月14日、北陸新幹線 長野駅 - 金沢駅間延伸開業に伴い、えちごトキめき鉄道へ移管しています。それに伴い3月13日を以って自動改札機の運用を終了しています。
  • 2017年(平成29年)5月1日、JR線の発券システムをビジネスえきねっとからマルス端末に更新しています。
  • 2018年(平成30年)3月17日、ダイヤ改正で新たにあいの風とやま鉄道線・日本海ひすいライン(泊駅 → 新井駅間)からの直通列車が設定されています。