春日居町駅(かすがいちょうえき)は、山梨県笛吹市春日居町別田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
駅番号はCO 40。
太平洋戦争後に開設された駅である。開業当初は所在地の地名から別田駅と名乗っていたが、1993年(平成5年)に春日居町にある唯一の駅として春日居町駅に改称された。愛知県春日井市にある春日井駅と区別するため、駅名に「町」が付いている。
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E353系「あずさ」 |
相対式ホーム |
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホームは嵩上げされていない。駅構造は2駅隣の東山梨駅と良く似ている。
当駅東京寄り約150m手前で分岐して当駅の松本方面ホーム手前に至る短い側線が1本ある。
この側線終点には保守作業車用の車庫が設置されている。線路はほぼ北東から南西に敷設されており、東京方面ホームが線路の北西に、松本方面ホームが線路の南東にある。
当駅には駅舎が無く、各ホーム東京寄りに階段があり、そこに改札(自動改札機は未設置)がある。
待合室はないが各ホームに旅客上屋の付いたベンチが設置されている。
ホーム間は跨線橋や構内踏切等は無く、一旦改札を出場し、駅に隣接している別田踏切を経由して移動する。
甲府駅管理の無人駅で、各ホームの出入り口に簡易Suica改札機および乗車駅証明書発行機が設けられている。
以前は自動券売機が東京方面ホームの改札付近に設置されていたが撤去されている。
国鉄時代の一時期はホーム有効長が短いため塩山 - 韮崎間のみ運行する区間普通列車(身延線の間合い運用など)のみ停車していたが、2021年時点では全普通列車が停車する。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
南側 |
■中央本線 |
下り |
甲府・小淵沢・松本方面 |
北側 |
上り |
大月・高尾・新宿方面 |
歴史
- 1954年(昭和29年)12月1日:日本国有鉄道(国鉄)の別田駅(べつでんえき)として新設。旅客営業のみ。
- 1970年(昭和45年)10月1日:無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1993年(平成5年)4月1日:所在地の自治体名(春日居町)に合わせ春日居町駅に改称。
- 2004年(平成16年)
- 10月12日:春日居町が周辺市町村と合併。所在地が笛吹市となる。
- 10月16日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。東京近郊区間に編入される。
- 2021年(令和3年)3月29日:この日をもって自動券売機の営業を終了。
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