上田電鉄別所線 別所温泉駅
別所温泉(べっしょおんせん)
八木沢別所温泉
所在地 長野県上田市別所温泉字分去1853-3
所属事業者 上田電鉄
所属路線 別所線
キロ程 11.6km(上田駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 単式1面1線
乗車人員 322人/日(2016年)
開業年月日 1921年(大正10年)6月17日
駅種別 簡易委託駅 自動券売機
別所温泉駅
別所温泉駅
看板 待合室に窓口があります
看板 待合室に窓口があります
6101電車の反対側にはホームが残っています ホームは単式1面1線です
6101電車の反対側にはホームが残っています ホームは単式1面1線です
駅の概要

別所温泉駅は、長野県上田市別所温泉字分去1853-3にある上田電鉄別所線の駅です。
駅番号はBE15。別所線の終点駅で、別所温泉への最寄駅です。
当駅は単式ホーム1面1線の地上駅です。元は頭端式ホーム2面2線でしたが、現在は1線は撤去され駅本屋側ホームのみ使用されており、反対側旧ホームは花壇等になっています。
また構内には、後付付随車入換用に緩い勾配の側線があったが、現在本線のポイントは撤去され線路は切断されており、1986年10月の架線電圧1,500V昇圧まで運用されていたモハ5250形「丸窓電車」が保存されています。
上田丸子電鉄時代からの駅舎が使用されており、当時の社紋が残っています。駅舎には駅事務室・待合室・トイレがあるほか、別所温泉観光協会・旅館組合観光案内所(営業時間は9:00〜17:00)が入居しています。
以前は駅隣の駐車場側からそのままホームに入ることが出来たが、その後ホームに柵が設置され、入口は駅舎内の改札口一ヶ所に集約されています。
かつては直営駅でしたが、現在は別所温泉観光協会に窓口業務を委託する簡易委託駅となっています(窓口営業時間は9:00〜17:00)。駅業務を担当する観光協会の女性職員は「観光駅長」名義で和装制服の袴を着用して勤務しています。
駅長名義ではあるが一名ではなく、二名が交代で業務を行っています。
また1980年代頃には自動放送で別所温泉の案内などをしていた時期もあったが、現在は行われていません。
自動券売機設置駅(2機)。駅敷地内に温泉旅館の送迎バス乗り場・駐車場・駐輪場があります。
なお、窓口営業時間帯以外は、他の無人駅での降車時と同じ扱いとなり、改札などは実施されませんので注意が必要です。

利用状況
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおりです。

年度 一日平均乗車人員
2010年 305
2011年 293
2012年 298
2013年 303
2014年 283
2015年 307
2016年 322

  • 1921年(大正10年)6月17日 - 別所駅として開業。
  • 1924年(大正13年)11月22日 - 信濃別所駅に改称。
  • 1930年(昭和5年)1月19日 - 別所温泉駅に改称。
  • 1939年(昭和14年)3月19日 - 路線名称変更により、別所線の駅となる。
  • 1939年(昭和14年)9月1日 - 社名変更により、上田電鉄の駅となる。
  • 1950年(昭和25年) - 駅舎を改築。現在の外観となる。
  • 1943年(昭和18年)10月21日 - 合併により、上田丸子電鉄の駅となる。
  • 1969年(昭和44年)5月31日 - 社名変更により、上田交通の駅となる。
  • 2005年(平成17年)10月3日 - 鉄道部門子会社化により、上田電鉄の駅となる。
  • 2006年(平成18年)4月11日 - 別所温泉観光協会女性職員2名による和装制服着用の駅長が着任。
  • 2017年(平成29年)10月6日 - 「別所温泉駅(建築物)」が平成29年度上田市都市景観賞に選定される。
  • 2019年(令和元年)7月6日 - NPO法人信州いなか体験塾より「夫婦道祖神」が寄贈される。