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富士山 |
- 静岡県と山梨県に又がり、日本で最も高いコニーデ式火山。標高3,776m山頂に直径約800m、深さ200mの噴火口をもち、東西約35km、南北約38kmにわたり美しい裾野を拡げる。噴火は有史以来10数回記録されているが、宝永4年(1707)の大爆発が記録に残る最後の爆発である。
登山:7/1山開き、8/26の吉田火祭で閉山する。特に天候が安定する7/中〜8/中が最適期。夏休みでもあるので大変混雑する。この時期のご来光は5時前後。7〜8合目で1泊して深夜に出発の後、ご来光を拝むのが最も一般的。体力に自信のある人は日帰りも可。
ルート:各ルートについては下記参照。関東方面からは河口湖口から登り須走口を下る。関西方面からは富士宮口から登り御殿場口に下るのが一般的。山頂からの眺めは雄大であり、お鉢めぐり(内輪めぐり80分、又は外輪めぐり100分)で山頂を1周するのもよい。又、中腹を回るお中道めぐり、御庭、奥庭めぐりも楽しめる。
お中道めぐり:五合目の森林限界の辺りを横に一周するコース。現在途中の大沢崩れが落石で通行不能のため、スバルライン五合目から御庭経由で大沢休泊所間を往復するのが良い。(往復3時間半)
御庭・奥庭めぐり:スバルライン五合目手前にあり、背の低いカラマツ・シャクナゲ、奥庭ではコケモモなどの高山植物がみられる。富士五湖、青木ヶ原樹海、中央・南アルプスなどの眺めが良い。(五合目〜(50分)〜御庭〜(40分)〜奥庭(80分)〜三合目)
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山中湖 |
- 富士五湖中、最も東端にある湖で面積は五湖中最大。湖面標高982mは全国でも第3位である。湖畔はスポーツレジャーの基地で、水上スキー、ボードセイリング、ヨット、乗馬、テニス、パラグライダーなどが楽しめる。夏はキャンプ、冬はワカサギ釣りも可能。富士山が湖面に写る逆さ富士や朝日に染められる紅富士を望める。村営有料温泉施設「石割の湯」と1998年オープンの「紅富士(べにふじ)の湯」があり、多くの人が訪れている。
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忍野八海 |
- 富士山に水源を発するといわれる湧池(わくいけ)、出口池、お釜池、濁池、鏡池、菖蒲池、底抜池(そこなしいけ)、銚子池の8つの湧水池の総称。かつての宇津湖という一つの湖だったが富士山の噴火で山中湖と忍野湖に別れ、更にその後の地形変化によって現在の形になった。富士の雪解け水が数十年の年月を経てろ過され、湧き出たその水は日本の名水百選にも選ばれている。水温は年間を通じて13℃前後。辺りには水車や茅葺き屋根の民家がありのどかな田園風景が広がる。
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河口湖 |
富士五湖中、山中湖に次いで大きい湖。産屋ヶ崎や長崎などから見る逆さ富士が有名で、湖上には五湖唯一の浮島長崎・鵜の島がある。観光の中心は東南岸の船津地区でショップ・ホテルなどが点在、船着場や河口湖ロープウェイがあり多くの観光客で賑わう。最近、周辺に温泉設備も整備されたので温泉郷としても人気を集めている。河口湖周辺にはレトロバス(有料)も運行、1周50分で見所を周遊できる。
6/下〜7/中には湖畔のラベンダー畑が一面紫色に染まり、期間中ハーブフェスティバルも開催される。
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青木ヶ原樹海 |
- 富士山の北麓、西湖・精進湖・本栖湖にまたがる周囲16km、面積約40kuの原始林地帯。ツガ・ブナ・モミなど樹齢300年ほどの大木が溶岩流の上に密生し、磁石のきかない地帯もあり奥へ入るには危険。5/中の新緑、10/中の紅葉がよい。探勝には2コースの利用が良い。(いずれも所要60分)
【東海自然歩道樹海コース】バス停氷穴〜鳴沢氷穴〜富岳風穴〜バス停風穴
【青木ヶ原樹海遊歩道コース】バス停根場民宿村〜村営スポーツ広場〜竜宮洞穴〜バス停西湖民宿
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昇仙峡 |
天神森から仙娥滝までの約4km、荒川の清流がつくる渓谷。断崖がそそり立ち古松の間に白い岩肌を見せ、覚円峰・天狗谷・登竜岩・ラクダ石など花崗岩の風化作用によって造られた奇石が多い。昇仙峡のシンボルともいえる覚円峰は高さ180mの渓谷最大の岩。数畳分の頂上で、覚円という僧が修行をしたと伝えられることからこの名が付けられた。渓谷沿いには名物のトテ馬車が走っており、天神森から能泉までの2.5kmをトテ馬車、その先は滝上まで歩くのが一般的。トテ馬車は上りは渓谷を左手に、下りは右手に眺め、四季折々の景色を見せてくれるが、特に紅葉の頃がよい。(所要:上り45分、下り40分)
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都心から120分。富士山や南アルプスを見ながら中央自動車道を走り、インターチ
ェンジで降り北に向かい少し走ると、眼前に見えるのが八ヶ岳の峰々。清里はこの八ヶ
岳の南山麓に位置する一大高原リゾート・エリアです。
自然の素顔を隠さずに見せてくれる清里。この町に足を踏み込むと、その素顔のやさ
しさに自然と心がやわらかくなっていくのがわかります。高原の光と風。草を食む牛た
ち、咲き競う花々、草原を行く雲の影・・・。
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