大阪城
大阪のシンボル・大阪城は、天正11年(1583)豊臣秀吉が築城の工を起こし、日夜4万の人夫と2年7カ月の歳月を費して完成したといわれる。現在のものはその本丸、二の丸にあたり、さらにその外郭に三の丸があって北は大川、東は猫間川、南は空堀、西は東横堀川におよんだ。慶長20年(1615)5月8日、豊臣氏の滅亡とともに城内の諸建築も焼失したが、徳川の代になって3代将軍家光が莫大な資金を投じ、10年を要して豊公当時のものより一層立派なものに改修した。いま残る巨石や壕などはこの家光時代のものである。現在の天守閣は昭和6年に市民の寄附によって再建されたもので、鉄筋コンクリート建、内部は全階大阪城関係の資料を集めた歴史・郷土館となっている。平成8年4月〜9年3月「平成の大改修」実施。城跡全域は特別史跡に、大手門、桜門、櫓5棟、塀、焔硝蔵、金蔵、金明水井戸屋形は重要文化財に指定されている。また、城内には本丸跡の元府警本部の建物を改装して昭和35年に開館した大阪市立博物館や、昭和36年に北区中之島から移転再建した豊臣秀吉・秀頼・秀長を祭る豊国神社などがある。 大阪城
空中庭園

世界にも例を見ない連結超高層の空中庭園展望台を持つインテリジェント高層ビル。イベントホールやスポーツクラブなども完備した先進のオフィスと、「中自然」、「花野」などの水と緑の空間が見事に融合しています。

空中庭園によって連結された二棟のビルが「梅田スカイビル」。この梅田スカイビルと、ホテル・「中自然」・「花野」などを含めた街全体を「新梅田シティ」と呼んでいます。

空中庭園
大阪国際会議場
21世紀に向けて、世界における人、モノ、情報の交流がますます盛んになり、大阪の国際交流拠点としての役割も一層高まっています。
このような中で、大阪の都心に位置する中之島に、世界へのグランドゲートとして、総合交流施設であるグランキューブ大阪(大阪国際会議場)が2000年4月にオープン致しました。
中之島は、古くから日本の文化・経済の交流拠点の1つとして機能してきました。同地の恵まれたアクセス、集積する高次な都市機能は、世界の人々が集い、語りあう場として、最適の条件を備えていると言えます。
グランキューブ大阪は、「世界都市−大阪」のシンボルに相応しい世界第一級の国際会議場を目指すとともに、各種の会議、音楽コンサート、展示会など多目的に活用できる施設として、多くの人々に親しまれ、使いやすさに重点をおいた質の高いサービスを提供致します
大阪国際会議場
中之島公園
中之島は、旧淀川(大川)を堂島川と土佐堀川の2つの流れに分ける中州で、江戸時代に豪商の淀屋常安によって開発された後、市庁舎や大企業などのビルが立ち並ぶ大阪の政治・経済の中心基地となりました。この中之島の東側半分を占める長さ約1.5kmの中之島公園は、大阪市営公園の第1号として1891(明治24)年に誕生した、水の都大阪を代表する水辺の公園です。
園内には市庁舎前から柳並木が続き、すぐ隣には明治37年建築の府立中之島図書館があります。他にも、大正7年建築のネオ・ルネッサンス様式の中央公会堂や、中国・朝鮮陶磁器を中心に約1300点を常時収蔵する市立東洋陶磁美術館などがあり、自然と人工の建造物がよく調和しています。
中之島公園