問21 RAID(Redmdant Array of Inexpensive Disks)技術のうち,RAID5の記述として,適切なものはどれか。
分散した磁気ディスクにビット単位でデータを書き込み,更に,1台の磁気ディスクにパリティビットを書き込む。
イ  分散した磁気ディスクにフロック単位でデータを書き込み,更に,1台の磁気ディスクに集中してパリティブロックを書き込む。
分散した磁気ディスクにブロック単位でデータを書き込み,更に,複数の磁気ディスクに分散してパリティフロックを書き込む。
ミラード磁気ディスクのことである。
問22 光ディスク装置の特徴や用途の説明として,適切なものはどれか。
アクセスとデータ転送が比較的高速であり,仮想記憶を実現するために,大型汎用機からパソコンまで幅広く使用されている。
再生専用型,追記型及び書換え可能型があり,画像情報などの多量のデータを保存するのに使用される。
ウ  媒体は,1Mバイト程度のデータの保存用として使用され,軽量かつ低価格であり,媒体交換が容易であるという特徴をもつ。
補助記憶装置の中では初期のころから使われており,情報交換及びファイルの保存用として使用されている。現在ではオープンリール型よりもカートリッジ型が主流になっている。
 
問23 DMA制御方式による入出力処理の記述として,最も適切なものはどれか。
 
CPUが入出力装置を直接制御してデータ転送を行う。
CPUを介さずに入出力装置と主記憶装置の間のデータ転送を行う。
ウ  チャネル接続によって入出力装置と主記憶装置の間のデータ転送を行う。
入出力制御専用のプロセッサによってデータ転送を制御する。
 
問24 ネオン管のように放電によって発光するセルを利用し, コントラストが高く,広い視野が得られる薄型の表示装置はどれか。
 
ア CRT  イ DSTN液晶
ウ TFT液晶 エ プラズマディスプレイ
  
問25 OSにおけるタスクのスケジューリングに関する記述として適切なものはどれか。
 
多重待ち行列方式は,割当て要求のあったタスクに対して最初に低い優先順位と長いCPU時間を割り当て,その後は優先度を高くし,CPU時間を徐々に短くする方式である。
到着順方式では,タスクが生成された順に高い優先順位を付けてCPU時間を割り当てる。これは先に開始されたタスクを優先させて,早く終了させることを目的としているからである。
ウ  順位方式では,CPUの利用状況の低いタスクの優先順位を順次高くし,逆にCPUを多く利用したタスクの優先順位を低くするので,システム全体の処理効率を高めるのに適している。
ラウンドロビン方式は,要求された順番にCPU時間を割り当て,割り当てられた時間を使い切った後は,待ち行列の末尾に回す方式である。