問26  ERP ソフトウェアパッケージに関する記述のうち,最も適切なものはどれか。

ア 企業のビジネスプロセスの分析が不要なので,比較的容易に導入できる。
イ 導入後のメンテナンスは,システム部門が担当することが望ましい。
ウ 導入に当たっては,ビジネスプロセスの検証・標準化が不可欠である。
エ 日本企業のビジネスプロセスに特化した統合化システムソフトウェアである。

問27  エンドユーザコンピューティング(EUC)に関する記述のうち,最も適切なものはどれか。

ア EUC の普及によって,企業内の情報システム部門にはソフトウェア開発のバックログが蓄積するようになる。
イ EUC は,ソフトウェアパッケージを全く利用せず,エンドユーザがシステムの構築や運用管理を行うことが特徴である。
ウ EUC を支えるためには,COBOL ,C,Java などのプログラム言語の教育が重要であり,それは情報システム部門の重要な任務である。
エ EUC を実現するには,エンドユーザに対してパソコンや市販アプリケーションの教育,さらには,簡単に操作できる開発ツールの選定・教育を行う必要がある。

問28  プロトタイピング開発手法の特徴として,適切なものはどれか。

ア システム開発の初期段階で試作品を作成して,利用者の要求を明確にすることによって,仕様を評価・確定し開発を推進する。
イ データ処理やシステム操作を手続の流れとしてとらえるのではなく,“もの”及びその関係としてとらえて設計し,開発を推進する。
ウ 部分的な機能の開発から始めて,順次,機能の拡張・改善を繰り返して利用者の要求に対処しながら開発を推進する。
エ 要求定義からテストまでの各作業工程を明確に区切り,上位工程から順次,レビューと検証を行いながら開発を推進する。

問29  得意先からの注文がオンライン端末から入力されると,注文の記録を取り,在庫を引き当て,倉庫に設置してあるプリンタへ出荷指示書を出力するシステムがある。 DFD を使ってこのシステムを記述したとき,a 〜 d に当てはまる語句の組合せとして,適切なものはどれか。

 

a

b

c

d

 ア  

端末 注文 登録済注文 プリンタ

 イ  

端末 登録指示 引当指示 プリンタ

 ウ  

得意先 注文 登録済注文 倉庫

 エ  

得意先 登録指示 引当指示 倉庫

問30  E-R 図に関する記述として,適切なものはどれか。

ア オブジェクト指向モデルを表現する図である。
イ 時間や行動などに応じて,状態が変化する状況を表現する図である。
ウ 対象世界を実体と関連の二つの概念で表現する図である。
エ データの流れに着目して,業務を視覚的に分かりやすく表現する図である。

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