富山県官公労働者総決起集会
平成16年3月12日、富山市総合体育館にて、富山県官公労働者総決起集会が開催されました。
今年の総決起集会には1万2千人(自治労組合員1万人)が結集し、社民党幹事長の又市議員も駆けつけて参議院比例選挙でのかんの哲雄候補の勝利を目指すことを誓いました。
さらに2004春闘勝利、夏の参議院選挙勝利に向けて闘争宣言が採択され、シュプレヒコールを行いました。
最後に団結ガンバロー三唱で締めくくりました。


闘争宣言

2004 春闘は、いよいよ最大の山場を迎えた。
主要民問労組では週明け17 日からの集中回答ゾーンに向け、賃金カーブ維持と一時金引き上げなどの要求実現をめざし、精力的に交渉が強化されている。
そして、我々の対政府・人事院交渉も山場を迎えるが、5 年連続の賃下げや公務員制度の改悪など、これ以上の生活破壊と職場破壊は断じて認めることはできない。
我々の生活は、連年の賃金引下げと年金・医療など社会保障制度の改悪によって、将来を含めた不安が増すばかりである。また職場では人員削減が強行され、労働時間短縮は一向に進まず、逆に長時間・過重労働が進んでいる。
一方で、パート・アルバイトなどの不安定雇用者の増加とともに、5%高止まりの完全失業率など史上最悪の雇用状況が続き、雇用不安は増すばかりである。
しかし、小泉政権は、こうした国民の深刻な生活・雇用・健康・将来不安に対して、何ら有効な対策をとらないばかりか、厳しい財政状況を理由に、国民が望む年金制度の抜本改革を先送りし、消費税や社会保険料の大幅引き上げなど、更なる国民生活犠牲を強要しようとしている。
また、こうした国民犠牲の政策に対する国民からの批判の矛先をかわすための公務員攻撃は、差別・.分断の公務員制度改革と連動しながら強化されている。
我々は、ここに強く異議を表明する。
@懸命に働いてもまともに支払われない賃金に、A将来不安をのこしたまま.負担増だけを求める年金制度に、B自治体と住民サービス切り捨ての市町村合併強要に、C経営団体が求める効率化優先の公的部門の民営化に、Dそして、労働基本権を制約したままの公務員制度改革に、である。
我々は、これらの課題を、2004 春闘で官民総がかりのたたかいの中で、改善させていくことをここに確認する。さらに、自公連立政権の下で突き進む憲法改悪を頂点とした政治反動の流れに歯止めをかけるため、反戦・平和運動の中核を担いながら、7 月の参議院選挙闘争において構成組織推薦候補者の必勝に向けて全力を傾注するものである。
以上、宣言する。

2004年3月12日
2004春闘勝利、参院選闘争必勝.富山県官公労働者総決起集会